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2016年11月17日 (木)

誰得かわかんないけどRTV700で想定外なことやってみた。

個人的にお気に入りなヤマハのVoIPルーター「RTV700」でマニュアルに無いことを色々やってみた。

RTV700は、ヤマハ製のブロードバンドルーターです。当時の定価が178,000円(!)でしたが、今は中古で数千円でゲットできます。

まだIP対応のビジネスホンがあまりなかった頃、まだアナログ回線やISDN回線を利用するビジネスホンが一般的だった頃の製品です。
ヤマハのルーターはVPNとVoIP対応機能があったので、簡単にインターネット経由で内線電話を組めるようになっていましたが、RTV700はISDN(INS64)やアナログ回線に対応したビジネスホン(PBX)と接続することを目的にしたVoIP機能寄りの製品です。他のシリーズ(電話対応のもの)はアナログ電話用の2〜3ポートでしたが、RTV700はアナログポート2つと、BRIポートが2つあり、単体で6通話サポートできます。さらにカスケード接続でRTV700を増設できるため、通話回線を増やすことができます。
 
ちなみに、ヤマハのルーターの独自機能だった1つに「機器間アナログ通話」という機能があり、親機のルーターに繋いだ電話回線を、IP経由で子機ルーターのアナログポートで使用したり、アナログポート同士の内線通話ができたりしたので、VPNと組み合わせて簡易的な本支店間での遠距離社内電話にもできたようです。
 
スペックとしては、Bフレッツの時代なのでWAN/LANとも100BASE-T、VPNはPPTPとIPsec対応ですが、NATトラバーサルとかL2TPは対応してないので、VPNは組めますが、iPhoneなどからのL2TP/IPsecリモート接続はできません。
そもそも、NTT東西のINSサービスの終了が見えている時代なので、趣味レベルといえば、そんなレベルです。

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ちなみに一番下がRTV700

 
これ、ちょっと思うところがあって、会社(電話はINS64)に繋いでみようと思ってて、組み込むのに疑問点があったので、まずは自宅にテスト環境をくんで検証してみました。
 
・擬似INS64回線を用意する
自宅も20年ぐらい前にはINS64でしたが、今はフレッツのひかり電話(契約はドコモ光)です。
 
リビングにアイコムのSR-53Vを設置してます。53Vは、ひかり電話装置の子機としてレジストしてるので、53Vの簡易電話サーバの子機からは、ひかり電話が利用できます。
 
次に、中古で買ったアレクソンのIPA201(写真中段)を53Vの子機にしました。IPA201は、RTV700と同じくINS64端末をVoIP利用できるようにするGW装置ですが、RTV700に無い特徴の1つとして、S/T端子ではなく、U点接続できること。つまり、DSUが切り離せない装置でも接続可能な点です。今回の実験ではU点で繋ぎたかったので、この装置を使いました。
 
最後に、テスト用端末として、NTT-MEのMN128SOHO PAL B&I(写真上段)をTAにしてほーむせんたーで購入したアナログ電話機で通話テストしました。
ちなみに、MN128SOHO PAL B&Iは、MN128SOHOシリーズで初めてWANのEtherポートがついたルーターです。ISDNからADSLへの過渡期の製品で、うちでもフレッツISDNとADSL両接続して自前サーバの移行に使ってました。PHS(PIAFS)のリモートアクセスサーバにもできました。当時のスペックなのでスループットは数Mbps程度だったと記憶してます。
 
接続図はこんな感じです。
 
ひかり電話-(SIP)-SR53V-(SIP)-IPA201-(INS-U)-RTV700
 
そして、実験を行いました。
 
1)INS回線用のU端子とS/T端子の同時利用
ヤマハのマニュアルには、INS回線接続用のU端子とS/T端子はどちらかしか利用できない旨が書いてありました。
 
他の電話機ならRTV700のPBXポートで良いのですが、データ専用機器は利用できない可能性があるので、INS回線のS/T端子に直接繋ぎたいです(会社にはINS用のカー ド決済端末があるため)
 
他のヤマハルーターは、DSUのON/OFFや、U点の極性(通常/反転)設定はスイッチがあるのですが、RTV700にはスイッチが一切なく、全てGUIかコンソールでの設定になります。
 
DSUを有効に、全面パネルのリンクを確認、RTV700のアナログポート、PBXポートで通話ができることを確認した後、S/T端子にMN128を繋いで、こちらも電話ができることを確認できたので、とりあえず、DSUとS/T端子の同時利用はできそうです。ただし、終端抵抗のON/OFFが無いので、本来の使い方じゃ無いのはその通りかもしれません。
 
2)推奨リストにない端末をカスケード接続する
RTV700のマニュアルには、カスケード子機として、RT56vやRT57iしか載っていませんが、それ以前の古い機器間アナログ通話対応機で利用できるか試してみました。
今回はRTA54iを用意し、RTV700のカスケード子機として登録、54iのアナログポートから無事通話できました。
 
うちの会社では、事務所・店舗・FAX・カード端末(複数機種ある)など、建物のあちこちで電話回線が必要で、機器間アナログ通話を利用して外線延長しており、利用できる機器を確認したかったのです。LANが引けるところもあれば、 外観上LAN配線ができずWiFi+Etherコンバータ+RTA54iというところもあります。
 
とりあえず、目的は達成できそうです。
 
お約束ですが、メーカーさんに問い合わせても多分門前払いですので、やめてくださいね!

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