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2016年7月 2日 (土)

「v6プラス」を申し込んでみた。

@Niftyで「v6プラス」を申し込んでみた。
2年ぐらいブログ書いてなかったので、現在の自宅のネット環境を書くと、
・ドコモ光(フレッツギガスマートから切り替え)+プロバイダタイプB(@Nifty)
・auひかりマンション(VDSLタイプ、asahi-net契約)
という、普通の人が見たら無駄な2回線構成です。
auひかりは、会社が「auひかりビジネス」だったりするので、VPN組むのに市内のルートだけで構築できてレスポンスが良いのと、フレッツの予備的な感じで使ってます。親のiPhoneがau回線なので、スマートバリューも有効と。
VDSLですが、下り65Mbps、上り90Mbps程度出るので不満はないです。
フレッツはBフレッツニューファミリー→フレッツネクストハイパーファミリ→スマートギガと切り替えて、そのままドコモ光に移行。住んでるマンションがフレッツマンション導入前にNiftyサポートの勧めで駄目もとでホームタイプの宅内直引きを申し込んだら開通してしまったというものです。
で、ニューファミリー時代からIPv6(IPoE)を利用するために「v6接続オプション」を使っていたのですが、「v6プラス」が面白そうなので、申し込んでみました。
・「v6プラス」とは?
フレッツのIPv6は、IPv6と同じPPoE方式と、IPoE方式がありますが、IPoEを提供しているプロバイダが、センター側に設備を置き、IPv6にIPv4のパケットを載せてしまうことで、PPPoEを使用せずにIPv4の接続が利用できます。
IPv6のIPoE接続は開始当初、NTT側の設備の都合で参入できるプロバイダ(VNE)の数が制限されており、複数のプロバイダで設立したプロバイダが提供しています。
@NiftyはビッグローブやKDDIなどと設立した「日本ネットワークイネーブラー(JPNE)」を提携しているので、「v6接続オプション」を申し込むと、IPv6接続はJPNE経由です。
「v6プラス」もJPNEのサービスで、JPNEのIPv6設備で、同じく JPNEが設置したIPv4の回線をIPv6経由で利用できるサービス。
なお、利用には対応するルーターが必要だが、一部を除くひかり電話装置と、バッファローのルーターの一部が対応している(自宅のPR-300SEは後から対応だったので、当初申し込まなかった)
ちなみに、JPNEのは「MAP-E」という方式を採用している。
他のVNEでは、例えば「インターネットマルチフィード」(IIJ系)は、「DS-Lite」という事なる方式を使っていて、対応する機器も違う。こちらは、グローバルアドレスをユーザー宅内機器まで持ってくる方式らしい。そちらの方が制約が受けにくいメリットがあるが、NATを設備側で行う方が、グローバルアドレスの消費は少なく効率的にも見える。
ちなみに、JPNEの設備しか使っていないため、ネット回線の部分に限って言えば、@Nifty契約であっても、@Niftyの回線は一切使っていないことになる(もちろんメールやこのココログなどのサーバはNifty設備だけど)
それって、プロバイダという存在は?という議論になっているみたいですが、例えば当初JPNEに参加していたasahiネットは、VNEの参入が拡大したことにより、独自にVNEとして参入することを表明していますので、今後は今の(IPv4プロバイダの)ようなVNE参入が増え、それぞれでIPv4対応するのかもしれません。
☆メリットは?
・フレッツ・ハイパーファミリーの場合、回線自体は下り最大1Gbps、上り1Gbpsだが、PPPoEは下りが200Mbpsに制限されている。IPoEはこの制限を受けないので、v6プラス経由のIPv4接続も下りの速度制限を受けない(ギガスマートなどはPPPoEの速度制限がないのでこのメリットはない)
・対応するひかり電話装置の場合、ネットワーク側から自動設定される。PPPoEの認証設定などが不要で、申し込み後、自動で開通する。
・@Niftyの回線制限(P2P利用とか?)が適用されない(Niftyの回線じゃないから)
☆デメリットは?
・NAPT処理をJPNE側で行っており、宅内でグローバルアドレスを直接利用できない(グローバルアドレスが必要なアプリ、ポートフォワードが固定ポート番号のアプリなどは利用できない)
・IPv4設備がJPNEの設備になるため、ルーティングが全て東京経由になる(例えば道内の同じプロバイダのユーザー同士でも直接通信ができないので、地方では遅延が長くなる可能性も)
☆開通して気づいたことまとめ。
・「v6プラス」は「v6プラス+v6接続オプション」のセットという扱いらしいが、v6接続オプションを申し込んでいると、v6プラスに申し込みができないので、一旦v6接続オプションを解約して完了してから、v6プラスを申し込む必要がある。
(Niftyの画面で「v6プラス未契約」表示なのに、申し込みボタンを押すと「契約中」になるという変な仕様のため申し込み方法が分からなかった)
・v6接続オプション解約して再度v6プラス申し込みすると、当然ながら、IPv6グローバルアドレスのプレフィックスが変更になる。ちなみに、割り当てられるプリフィックスは/56で変わらず。
・USENの「SoundPlanet-i」(IPv6マルチキャストの音楽配信サービス)を利用いているが、USENの手続きなどは不要でそのまま使えている。
・radikoのPC版は東京判定。多分複数ユーザーでIPアドレスを共有していると思うので、IPアドレスによる地域判定は無理でしょう(地域ごとにアドレス割り当てすればいけるかもしれないけど不明)
・オフィシャルではないようだが、管理ページがあり、そこからUPnPや静的NAPT(ポートフォワード)の設定、NATのパラメータ、フィルタ設定などができる。( http://[ルーターアドレス]:8888/t )
IPアドレスを共有しているので自由にポート利用はできないが、「4000-4015、9132-9147」のような感じで16個のポート範囲が12個、リストが表示されており、その中にあるポートはフォワードに使えるらしい。
・ひかり電話ルーターは、v6プラス利用状態になると、PPPoE関連の設定が全てグレーアウトになり全く使えなくなる。ただし、PPPoEパススルーが有効になっていれば、別のPPPoE対応ルーターを利用することは可能。別プロバイダも可能だし、どうもv6プラス使用中でも@NiftyのPPPoE接続アカウントは有効らしい(試してないけど)
・通信速度は、speedtest.netなど見る限り、ほとんど変わった様子がない(もともと上り下り600Mbps程度でてた)
・v6プラス移行後にも使えているもの
 外部VPNサーバへの接続(IPsec NATトラバーサル)
※PPTPはもう使ってないので試せないが、公式に使えないと言っているようです。なので、インターリンクのMyIPのPPTP版は使えませんが、SoftEther版は使えるとおもいます。
たまに「NATなのでPPTPが使えない」と書かれてることがありますが、PPTPパススルーできるルーターはあるので「パススルーに対応していない」が正しいのでは?
 Panasonic DIGA(DMR-BRG2010/BRZ2000)の宅外リモート視聴(Panasonic accessアプリ)
 東芝 REGZAサーバ(D-M470)の宅外リモート視聴(Digion DiXiMアプリ)
 IOデータ テレキングの宅外リモート視聴(Digion DiXiMのOEMアプリ)
 Slingbox M1の宅外リモート視聴(専用アプリ)
※リモート視聴系は外部中継サーバあるためと思われる
※なんとなくNiftyのPPPoE回線よりレスポンスいい気がします(個人的感想)
・静的NAPT併用で多分できそうなもの(試してない)
 SSHサーバ openvpnサーバ SoftEtherサーバ
・v6プラス移行後にも使えてなくなったもの
※理由は全て、固定ポート番号のポートフォワードが必要なため。
 ガラポン Vulcano Flow ソニーLocationFree
 IPsec/L2TPサーバ(NATトラバーサル)
特定ポートを使う場合は、PPPoEルーターを併用するとか、うちの場合はVPSサーバとVPNで常時つないでいるので、VPSサーバからstoneで転送する(VPNサーバで公開している状態にする)とかでいけそうな気がします。
というか、普通にauひかり使えば良さげ。ガラポンはたまに使うけど、Vulcanoはサービス終了通知来てるので、もう使わないです(なのでSlingbox買った)

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