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2013年5月 4日 (土)

DTIの3G SIMで遊んでみてます。

DTIのServersMan SIM 3G 100を契約してみました。

IP電話サービスなどを中心にいろいろと試してみました。

ServersMan SIM 3G 100は、ドコモの回線を使ったMVNOの通信サービスで、100kbpsの速度ですが、月額490円で利用できるサービスです。同等の低速系低価格なサービスの中でも一番の低価格です。

DTIではLTEに対応したSIMが(2013年5月現在)LTE版はありませんが、SIMサイズは選べるので、microSIMを注文しました。

また、月額150円の追加でSMSが利用できます。今のところデータ通信専用サービスでSMSが利用できるのはDTIだけかと思います。SMS送受信ができる以外に、端末によってはデータ通信専用だとアンテナレベルが表示できなかったり、省電力機能が動作せず通常より電力消費が大きくなるケースがあるようですが、このオプションでそういうったことも回避できるケースがあるようです。

今回は、以前使っていたF-12Cで利用しました。F-12Cは標準SIMサイズなので、Amazonで購入したSIMアダプタでmicroSIMを使えるようにしています。なお、DTI3Gに限らないですが、ドコモ端末はテザリングがspモード専用の制限があるため、DTI3Gでのテザリングはできません。


まず、DTI3Gの速度がどんな感じが計測してみました。F-12Cはスクリーンキャプチャが標準ではできないのでiPhoneでの撮影です。

Squaready_20130504_121605 こちらは、通常状態(100kbps)で計測したもの。曜日や時間帯によりますが、70kbps後半~100kbps程度という感じのようです。こちらは私が見た中では比較的遅いほうです(GW中だから?)


Squaready_20130504_121700 次にアンリミテッド(高速化オプション)を使ってみます。事前にチャージ(100MBあたり263円)しておくと、チャージ容量分だけ制限なしで使えます。切り替えはDTIのサイトにログインするか、Andoridアプリで簡単に切りかえられます。切り替えをすると、一旦パケット接続が切れます。


Squaready_20130504_121741 こちらが、制限なし状態です。3Gとしては一般的な速度かと思います。



通常の速度(100kbps)にした状態で、IP電話系のアプリをいくつか入れて試してみました。

・Skype

PCやiPhoneのSkypeと通話してみましたが、音質については途切れなどもなく問題ありませんでした。

無理を承知でテレビ電話してみましたが、映像は結構荒めですが、音声の途切れもなく会話は可能でした。昔の3Gケータイのテレビ電話みたいな感じです。意外と使えるな、という印象です。

・LINE

流行のLINEを入れてみました。今回は、SMSオプションをつけているので、LINEをインストールして初期設定で自動的に番号認証までできました。無料通話してみましたが、こちらも問題はなかったです。

・ServersMan 050(β版)

つい数日前に開始した新しいサービスです。現在はDTI 3G利用ユーザーのみが利用できるオプションで、試験サービスとして6月末まで基本料で無料で利用できます。

フリービット(DTIの親会社)が独自開発した帯域制御技術やVPN技術を駆使して、100kbpsの回線でも安定かつセキュアに音声通話ができるのがウリだそうです。また、プッシュ通知を利用しているため、待受時はアプリが完全に終了するため待受時のバッテリー消費が増えないというのは大きなメリットと思います。

通話料は050Plusなどと同じように固定電話3分8.4円、携帯宛が1分16.8円などです。VoIP回線はNTTコミュニケーションズのようで、OCNなどとは無料通話ができるようです。

固定電話と通話してみましたが、音質はクリアーでよかったですが、ちょっと遅延が大きいかな?という感じがしましたが、通話できる範囲内かと思います。プッシュ通知による着信(通知を受けてからアプリが起動するためタイムラグが発生しやすい)も、着信開始時に「050番号で着信します...」というアナウンスもあるので、あまり気にならないレベルです。

・SIPクライアント(csipsimple)

Android用のSIPクライアントの中で、評判が良いcsipsimpleを使って、自前のSIPサーバ経由で通話してみました。サーバはAsterisk11で、同じDTIのServersman@VPS上に設置しています。

さすがにμLawやALawなど64kbpsのものは帯域的に厳しかったので、圧縮率の高いiLBCやGSM、speexなどを使い、パケットサイズを80msecとしてみたところ、途切れも少なく遅延も少ない良い音質で通話ができました。会社のISDN回線や自宅のひかり回線、ITSP(IP-Phone SMART)などはAsterisk側を経由させコーデック変換を行うことで快適に通話できています。

DTI3GはNATを経由しているため、セッション維持のためキープアライブ設定などが必要ですが、バッテリー消費も考え、今のところUDPキープアライブ90秒、セッション有効期限15分に設定し様子を見ています。

・その他アプリ

ツイッターは多少待てば使える感じです。ユーザーのアイコンが全部でるまでちょっと時間がかかりますが、使えなくはないと思います。

ネットラジオについては、radikoはほとんど聞けませんでした。NHKのらじる☆らじるについては、バッファ時間が長い(場合によって1分近くとか)ですが、再生が開始すればあとは聞けます。XiiaLiveで他のネットラジオも聞いてみましたが、64kbps程度だと厳しく、48kbps以下だと安定するようです。


最後に待受時間ですが、上記のアプリが入っている状態で、ほとんどアプリを使わない状態だと、3Gで13時間程度、WiFiで30時間程度といった感じです。ドコモの標準アプリはほとんど削除している状態です。普段使っているXperiaSX(LTEをオフにしたとしても)OSの違いはあるにしても、そこまで持たないと思うので、F-12Cのつくりが良いとか、ドコモ純正アプリの消費電力が大きいとか、あるんでしょうか。

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コメント

検索からやってきて非常に参考になりました。
イーモバイルのメール不調の慢性化に嫌気が差して、まさにこのDTIのSIMへの乗り換えを検討していたところだったのです。

> ネットラジオについては、radikoはほとんど聞けませんでした。
というのが私にとって致命的で、、、悩ましいところです。

貴重な情報に大感謝です!!

投稿: るび | 2013年5月23日 (木) 12:26

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